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代表者コラム

2010年11月26日 経営研修

11月の後半に、事務所のメンバーで研修旅行に行ってきました。
2泊3日で鹿児島に行ってきました。
仕事の都合で途中参加の者もいましたが、予定者はほぼ全員が全行程を一緒に過ごすことが出来ました。
 
研修旅行の趣旨は、
大阪と東京の事務所が、別々の事務所のようにならないために一体感の醸成
東京・大阪で顔を合わせる機会が少ないメンバー間で、人となりを知る機会を作る
幹事、副幹事が計画を立てて、物事を進めていくリーダーシップの取り方を学ぶ
知覧特攻基地跡を見学することにより戦争の悲惨さを知る
リーダーの舵取り次第でいかに悲惨なことが起こりうるかを考えてもらう
ことなどでした。
 
特に、知覧の平和記念館で若い特攻隊員たちの遺書を見て、
説明の映像を見たときは涙が止まらないほどでした。
表向きは国のため、天皇陛下のためですが、実際の遺書は母のため、
妹の安全のため、家族のために、敵にひとつしかない命で特攻していくのです。
そのときの恐怖たるやいかほどだったのでしょうか。
 
自分のためでないからこそ死ねたのでしょうか。
当然、二度と戦争は起こしてはいけません。
二度とあのような悲惨なことが有ってはなりません。
しかし、その方々の命の上に今の日本があることは忘れてはいけないと感じました。
 
今の、日本人の多くは国頼み、会社頼み、他人頼みの風潮が強いように感じます。
私は、「それぞれが、それぞれの場所でこの国を支えるのだ」という気概こそが、
本来あるべき姿だと思います。
今回は、あつくるしい文章になってしまいました。すみません。
学びや、気づきの多い良い研修旅行でした。
 
                            勝 司法書士法人
                            代表社員 勝猛一