代表者コラム
2012年09月24日 今後の経済状況
朝夕は、肌寒いほどの日がありますね。
こんな時ほど風邪を引きやすいものです。お気を付け下さい。
今後の経済状況について多くの方からお話を聞かせていただいています。お話を聞いた 皆さんの意見を総合すると金融円滑化法案の終了に向けて企業の倒産が多くなるであろうという事です。
私の関係する不動産業界や金融機関の大半の方は、本来もつはずのなかった不動産業者が首の皮一枚で経済活動らしきこともしないまま金利の支払いだけで生き残っていたが、そのような会社の破綻が始まることで、塩漬けにされていた不動産が一気に、市場に出回るだろうという見方です。
私も、7月、8月ごろからその意見を裏付けるような不動産の動きを感じています。
戸建やマンション用地の仕入れができるようになっており、私どもの事務所でも来期に向けて投資用の小規模のワンルームマンションが3棟、中規模のファミリー向けマンションが1棟、新築の登記を依頼いただいています。他にも、金融機関の締め付けがきつくなりつつあることで不動産の任意売却の案件が回ってきているようです。
兎にも角にも不動産が動き出すことが、我々司法書士を含め経済を動かすための最も基本のように思います。
さて、セミナーの講師依頼は引き続き多く、月に4、5回のペースで講師をしています。
最近、講師の紹介で私の事を「相続については日本一の司法書士事務所の・・・」というような紹介をしていただくことが何度かありました。こちらが、そのような紹介文を用意しいているわけでもないにも関わらずです。
紹介の場で、理由を尋ねるわけにもいかず後々理由を考えてみました。セミナーの打合せの際に、年間200件以上の相続登記の申請をしているとか毎月4、5回は相続・遺言・成年後見に関するセミナーの講師をしているという事を話すことがあります。あるいはセミナーをしたところから複数回の依頼が来ているので、内容を聞いた司会者が、次回は「これは日本一」と言っても良いと判断しているのかもしれません。
しかし、「これについては、日本でうちが一番だ」などとデーターを調べてお伝えしているわけではありません。
要は、司会者の判断で参加者に向けての箔付けと、私に対するリップサービスでしょうか(笑)、それでもありがたいことです。
実態が伴うように、これからも精進してまいります。
勝 司法書士法人
代表社員 勝猛一